ロワール渓谷地方最大のお城、シャンボール城

シャンボール城 – Château de Chambord

ロワール渓谷地方最大のお城
ルネッサンス初期の、1519年から建設が開始され、ルイ14世統治時代の1685年に完成しました。
もとは、当時この地を統治していたブロワ伯の城館で、そこを当時の国王フランソワ1世が狩猟の際に使用するためのお城として、大々的に増改築をしました。フランソワ1世は、わずか6ヶ月間のみの滞在でこの城を去りますが、その後も、多くの国王、伯爵、公爵らが滞在した場所です。

440個の部屋、84つの階段、暖炉へと繋がっている365本の煙突、128メートルのファサード…と壮麗な仕上がりになっています。建築様式や装飾には、フランソワ1世のイタリアルネッサンス美術に対する情熱が強く反映されており、また、交友関係の深かったイタリアの建築巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの発想が多く取り入れられていると言われています。

特に、城中央にある二重らせん階段は、上る人と下る人がすれ違うことのないように、巧妙な設計になっており、シャンボール城の見所のひとつです。

一般公開されている広大な公園
32kmの壁に囲まれたシャンボール城の敷地内には、1000ヘクタールの森があります。1974年に作られた狩猟専用地と野生動物保護地からなるこの広大な公園には、鹿や猪など野生の動物たちが住んでいます。また、希少な種の動植物の受け入れ、それらの再繁殖のための保護も行っています。

園内を散歩しながらゆっくりと、静かな時間を過ごすのもよし、サイクリングやドライブすることもできます。また、池のほとりでのピクニックサービスもあり、この地域の伝統料理を味わうことも出来ます。(団体向け、要予約。)

その他年間を通して城内、レストラン、園内において年間を通してたくさんのイベントやサービスが用意されています。

 

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