Les Jardins de Château de Valmer

37210 Chançay
Tél : +33 (0) 2 47 52 93 12

焼け落ちた城の跡に造られた壮大な庭園
もともと1434年に建てられた立派な風格を持つヴァルメール城があった場所ですが、城自体は1948年に火事で焼け落ち、現在はその一部しか残っていません。その後、当時の所有者であったSaint-Venant(サン・ヴナン)伯爵夫妻とその子孫達が当時のままの姿を後世まで残そうと、造った庭園が現在の庭園で16世紀から17世紀にかけてのフランス式庭園がそのまま再現されています。

 

庭園は大きく分けて、「ヴァルメール城を再現した庭」、「巨大なコロコントなどが見れる植物庭園」、「ラヴェンダー畑」、「領地の森」によって構成されています。特に「ヴァルメール城を再現した庭」は城跡にも関わらず、当時の城の様子をたやすく想像できるように造られた庭園の仕方はとてもユニーク。それぞれのアーティストによる巨大な昆虫達のオブジェも圧巻で、まるでおとぎ話の世界へ迷い込んだようです。

「植物庭園」では、現在ではここでしか保存されていない貴重な植物や野菜、果物などの種の保存を行っており、一種の植物博物館ともなっています。

 

 

また、現在残っている城の中は見学することはできませんが、非常に良い保存状態で残っている併設のチャペルの中を見学することができ、イタリア・ルネッサンス様式の装飾なども見ることができます。このチャペルでは実際に結婚式を行うこともでき、地下には結婚式会場にもなる小さな部屋もあります。

 

ヴァルメール城領域で作られるワインのテイスティングも。
庭園を見学した後は、ワイン・テイスティング。城主自ら栽培しているぶどう畑から作られるワインをテイスティングすることもできます。特にロゼのスパークリングワインは、非常に稀なもの。