先週、La danse contemporaine(コンテンポラリーダンス)の
現在創作中の作品のお披露目イベントへ行ってきました。

Pas à pas en tête-à-tête avec Thomas Lebrun et Anthony Cazaux

今年は友人に誘われて、La danse contemporaineのイベントに何度か行っているのですが
(昨年までこういう分野は全く知りませんでした。)
毎回、ダンスのタイプやテーマなどが全く異なるので非常に面白いです!

今回は、ホモセクシュアルとエイズをテーマにニューヨークのディスコでのゲイの様子や
出会い、誘惑、関係などをテーマにダンスが創られるという
かなり異色なものでした。

Chorégraphe(振り付け師、舞踊作者)の説明によると、今回の振り付けは
結構セクシャルな動きがあるので・・・との前置きがありましたが、
そこは芸術のなせる技といいますか、まったく違和感なく見れました。

ダンスに合わせる曲は英語の曲とゲイについてのスピーチなどの映像などを
あわせて。

披露の後のディスカッションでは、英語の曲だけに
「翻訳を知りたい!メッセージを明確に知りたい!」という声もありましたが、
作者が答えていたのは、

「僕自身も明確には翻訳などわからないけど、これはダンス。各自それぞれメッセージを感じ取って
欲しい。」

と答えていましたが、
私もそうだと感じました。

芸術ですから、答えなんてなし。

その時、その人が感じたものが全てなんだなあと思うのですね。

今回は創作中ということもあり、写真など撮るのは控えましたが、
例えば下記の写真は数ヶ月前に行われたイベントでのワンシーン。

danse.jpg

カテドラルの回廊で行われたイベントですが、舞台ではなく、こういう場所での
ダンスも非常に良かったです。

こういうイベントに行く毎に身体の動きなどに非常に興味が出て来たので、
来年はたまにやっているスタージュに参加してみようと思います!

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