Musée du Compagnonnage
8, rue Nationale 37000 ToursTél : 02 47 21 62 20

コンパニオナージュ(徒弟制度組合)の発祥地、トゥレーヌ。
何世紀も前からツール・ド・フランス(専門留学の為の旅行)をするコンパニオナージュたちは、ロワール渓谷地方を拠点としてきました。それは、この地域での城の構築として活躍したり、鍛冶屋、紡績工、皮職人、ワイン樽の製造などで必要とされたからです。
今現在に至っても尚、数多くのコンパニオン達は彼らのプロフェショナル精神にのっとって最高傑作を作り続けており、それらの作品たちが常に新しい
「Musée du Compagnonnage」を創り上げているのです。
博物館の大きなホールは元々、隣接しているサン・ジュリアン修道院の修道士達の宿舎でした。それを戦後、大工のコンパニオン達が修復しました。その方法は船底を裏返すという方法で、博物館の天井を見上げるとよくわかります。
珍しいコレクション
この博物館の中でも特に感嘆する作品として、右の写真の"le portail du parc miniature"が挙げられます。
これは庭の門のミニチュアで2325にも及ぶ鉄製の部品 で成り立っており、14年の歳月を経て完成したものです。