特に役所&事務手続きに間違いの多いフランス。

・・・いや間違いだらけといった方がいいかもしれない。

間違いなんて日常茶飯事だけれども、こんな記事がふと目に留まった。

Votre fiche de paie de décembre est peut-être fausse
ーあなたの12月の給与明細は、もしかすると間違っていますー
bulletindepaie.jpg

なんと、2013年12月の実に3人に2人の給与明細が間違って発行されているとの事!

3人に2人って多すぎるにも程がある!

原因は、今まで企業が一部を負担していた社員の相互保険が今後課税対象になったのだが、

その法律が正式に施行されたのが12月30日、
という事で、それ以前に給与明細などを発行した企業は
訂正が間にあわなかったという事らしい。

なので、12月の給与明細に書かれている課税対象となる収入が2014年度に
課税対象として計算される額よりも低く計算されている可能性があり、

注意しないと、2014年に払う所得税が思っていたよりも高くなる可能性が
ありますよ・・というもの。

12月30日に法律が変更されたら、それが対応できないだろう、
なんて小学生でもわかりそうだけど、
それをするのがフランス。

でも、その間違いのつけを払うのは国民

こちらが役所の間違いに気づかずに支払いが遅れたりすると、
「間違ったのは役所、でも気づかなかったあなたが悪い」
と、どんどん罰金が高利率で加算されている仕組み。

やくざ・・よりも下手するとタチが悪いのでは、と個人的に思う事も
しばしば。

という事で、フランスに来てから法律改正とかに敏感になったし、
書類などは面倒でもしっかりと目を通す癖がつきました。

銀行口座明細も注意していないと、訳のわからない手数料とかが
こっそり引かれていたりするので注意!

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