地元の商工会議所内で行われた、ビジネスマン達のネットワークの定例会で日本語ミニ講座をしてきました。

なぜ、私が呼ばれたのかというとこの日の集まりのテーマが「Commerce International~インターナショナル・ビジネス~」
つまり、国際的ビジネスがテーマでその一環として簡単に日本語ミニ講座をやってくれという依頼だったのです。

うーん、最初は何を喋ろうかとても悩みました。

今までにも何度か日本語ミニ講座や日本語を教えたりしたことはあったのですが、一般の人向け、子供達向けで、今回のような「ビジネス」をテーマにした集まりでのワンシーンなので、普通に「こんにちは。」
「さようなら」では面白くないっ!!!

やっぱ、ビジネスシーンで使えるちょっとした表現とか日本でのビジネスマナーにまつわるものがいいよねーと考えつつも、あまり構成を練る時間もなかったので、資料も何も用意せず、ぶっちゃけ本番で挑みましたっ・・・・・!!!

まず基本はもちろん!
「こんにちは~」「はじめまして」「私の名前は○○です。」「ありがとう」

・・・と思うでしょ?kao01

でも、私はここからは始めません。�Ί�

今回は「インターナショナル・ビジネス」に興味がある人達ばかりが集まってきているはず。
単なる日本語講座ではダメだ!と思い、できるだけビジネスで使える日本語をテーマに行いました。

私「まず一番最初に覚える日本語は・・」

フランス人「こんにちは・・?」

私「Non、違います。すみませんです。」

フランス人「日本では名刺の渡し方が大事だって聞いたんですが、それを教えてくれませんか?色々と法則があるって・・」

私「Non、教えません。あなたが日本人なら大事ですが・・、外国人であるあなたがそんな小手先のテクニック覚えても意味無し。もっと他に大事な事を先に学びましょう。」

・・・てな感じで、日本人とフランス人との感覚の違い、文化の違い、単にマニュアルだけでは本当のコミュニケーションはできないということなどを説明していきました。
最初、主催者側は「ちょっとした日本語ミニ講座」をイメージしていたようでハラハラしていたようでしたが、ちょっと変わった日本語講座は大成功。

皆さんにとても興味を持ってもらえました!

4件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    そうなんですよ、言葉だけで理解しようとすると大きな誤解の元になるんです。
    特に日本語はこのワナが大きい言葉・・・。
    これは外国人だけではなく、日本人も本来の言葉にある意味を忘れてきているように思うのですが
    そういうことを認識していくことで、人間関係のトラブルって減っていくと思うんですよね~。

    > マリさん、ブラボー!(あれ。ブラーヴァだったかな?)

    ありがとうございます。フランス語はブラボーであってます!
    ブラーヴァはイタリア語でしょうか?

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    「すみません」って、そういえば日本語ならではの使い方ですね。
    「悪い事をしていないのに日本人はなぜ謝ってばかり?」と思うのでしょうけれど、
    なにかをお願いするときに「私のために少しお時間とらせて申し訳ありませんが・・・」という謙虚な姿勢のあらわれなんですよね。

    言葉としてではなく、そういう日本人の感性を知ってもらえたら、日本を理解することにつながりますね。
    マリさん、ブラボー!(あれ。ブラーヴァだったかな?)

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメント有り難うございます!

    > 日本国内ビジネスの場で盛んに提唱されることが、そのままフランスで当てはまっていることに驚きました。マニュアル頼りは日本人の専売特許ではなかったのか…、と。

    意外とフランス人て日本人と似てるなーと思う事が多々あります。
    「名刺の渡し方・・・」なんて、よくそんな細かい事聞いてくるもんだ、と思いましたもん!
    でも中途半端に学ばれて、それをいい加減に他で披露される事をイメージしてあえて教えなかったのもあります!
    もうそこまでいってしまうと、手もつけられないような日本文化が広まってしまう・・!!

    私も日本にいるころは意味もなく、「すみません」を連発していたのに気がついたことがあります!

  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >単にマニュアルだけでは本当のコミュニケーションはできない

    日本国内ビジネスの場で盛んに提唱されることが、そのままフランスで当てはまっていることに驚きました。マニュアル頼りは日本人の専売特許ではなかったのか…、と。

    >「まず一番最初に覚える日本語は・・」「すみませんです。」

    確かに、すみませんが頻度高いですよね。
    日本行きエールフランス機で、チーフパーサーと名乗る方が乗客に「すみません。」と言うのを聞きました。ああ、日本人同士の会話をよく知っている方なのね、と感心。
    でも、そんなに「すみません。」って連発してたのか、と、これは恥ずかしくもなりました。

    ビジネスマン向け日本語講座の成功、おめでとうございます!

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