フランス語学留学や技術を学ぶ留学を希望される方のほとんどが、
Diplôme(ディプロム)について誤解をされいるのを多く目の当たりにしますので、
少し説明を。
「ディプロムは出ますか?」という質問を受けて
どうしてですか?と質問をすると皆さん一斉に答えられるのは
「フランスで何かを学んだという証明が欲しいから」と言われます。
ということからも
ディプロム(免状)Certificat(サーティフィカ)&Attestation(アテスタション)=修了書、証明書
を混同しているということがわかります。
フランスでいうDiplômeとは通常フランスの教育省が認定している
認定試験に合格点に達して初めて取得できるもので、
何かのプログラムの授業を受けたからといって自動的に取得できるものではありません。
つまり、「ここで確かにいつからいつまでこういう内容の研修を受けました」という証明が
欲しいのであれば、Certificat、もしくはAttestationというもので充分ですし、
それはあくまで証明書、なので例え研修が一日であっても受領できるものです。
しかしながら、ディプロムを取得していると言うことはその専門分野でディプロムを取得
できるだけの知識や経験があるという事になりますので、もし今後フランスなどで
就職の可能性を探りたい時にはかなり有利になりますので、
そういった方にはご希望される分野のディプロム取得を目指される事をお勧めしています。
ちなみに、この事から教育省が認定していないのに、勝手に私立の学校などが
「Diplôme」と書いて証書などを授与する事は明らかに違法になりますので
ご注意ください。