1月6日はキリスト教の公現祭。
公現祭は、誕生したイエスのもとへ東方の三博士が来訪したことを祝う祭りで、
フランスではGalette des Rois(ガレット・デ・ロワ)を食べて祝います。
ガレットの中にはLa fève(フェーヴ)と呼ばれる人形が隠れていて、
それを引き当てた人がその日の王となり、次のガレットを振舞うという伝統があります。
これは公現祭は「王を引き当てる」日でもあることに由来しているそうです。
日本で言うところの、新年のおみくじを引く?ような感覚で
フェーヴが入った部分を引き当てた人は、今年はラッキーな年になるかも!?
と縁起が良い要素としても捉えられているようです。笑
今年は、トゥールの街で評判が良いと聞いたJean-Michel さんというパティシエの
ガレット・デ・ロワを買ってみました。
お店にはいろいろな味のガレットがあったのですが、私が日曜日の午前11時半すぎに
到着した時には、最も小さなサイズはクラッシックタイプで2つしか残っておらず、
ギリギリ購入に成功!
もしもお目当のパティスリーの特別なお菓子を購入したい場合には、
一個でも事前に予約するのがオススメです。
ガレット・デ・ロワは フランジパーヌ(甘いアーモンド、バター、卵、砂糖を使ったクリーム)が
詰められており、バターがたっぷりと使われているのでずっしりとしたイメージがあったのですが、
こちらのガレットは非常に軽く、とても美味しかったです。
ちなみに、私にfèveが当たりました!
(というか、ほぼ毎年私が引き当てますw)
今年一年、良い年になりますように!