年末年始、家に閉じこもりインターネットで動画ばっかり見てました。
で、日本の面白いアニメ発見!
フランス人にも見せたいと思い、翻訳してみようとふと思ったけど
「キュビーンな乙女」なんて、どう訳すのだ???笑
や、訳せないよっ!!
というか、まともに訳してもこのマチコちゃんのかわいらしい
「○○やん」っていう言葉遣いで表されるキャラクター表現って
できないよね。
フランス語じゃあ・・。
いつも思うけど、日本語ほど表現方法が無制限で、ちょっとした語尾の違いとかで表情を使い分けられる言語って他にないんだろうか??
難しいだけに、最近日本語をキチンと話せる人が少なくなってきているように感じるけどとっても美しい言語って事、意識すると変わってくるのではないだろうか・・。
・・という日記をミクシイに書いたら
「やん」て、n’est ce pas? と訳したらいいのでは無いの?
というご質問を頂き、その説明をしました。
・・・多分、フランス語を学んでいる人たちはこの n’est ce pas の使い方に疑問を持っている方も
多いのではと思ったので、それを転載しようと思います。
まずキュビーンな年頃の乙女は n’est ce pas は使いません。笑
n’est ce pas? を使うのはどちらかというと年配の方々、またニュアンスも
ちょっと気取った感じになり、「そうじゃありませんこと?」という感じですので若い人達の日常会話ではほとんど使わないです。
私はたまに使いますが、これもブラックジョークの時とか気取ったものの言い方をしたい時にしか使いません。
例えば、こんな風に(2ch風)
A) Ah, j’ai fais des bêtises !!!
あっ、僕馬鹿な事やらかしちゃったよ!!! (;´Д`)
B) Oh la la… t’es TRES intelligent
あらら、あなたって本当にとっても頭いいんだから・・ (・∀・)カコワルイ!!
(ニヤリ←嫌みです。)
A) N’est ce pas.
だろ。(←自虐的。) ( ̄ー ̄;)
次に、「やん」というのは新方言と呼ばれるもので、もともとは「~じゃないか」という言葉が変形したものですが、「やん」と変化することによって
そこにはもう他人に確認を取るという意味よりも、自分で自分に確認するという言葉に変わっています。
その柔らかい響きでキュビーンな乙女の羊が真面目に悩んでいる所が
このアニメの面白い所で、この方言をフランス語に訳すという事は不可能であり、(もともと意味がない、方言なので)このニュアンスが「感覚」として
受け取りながらアニメを見ないと、完全にその面白さを理解する事は不可能
だと思うのです。
これが、日本に長く滞在している外国人であれば、そういった日常の言葉を見たり聞いたりしているので、わかるとは思うので結局言葉だけの問題ではないんですね。
つまらない事かもしれませんが、こういう事を理解する事こそが
多分化を理解する事だと日々感じています。
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まとめtyaiました【日本語って難しい】
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