昨日の夜、とてもお世話になった方が亡くなったという。
自殺した可能性が高いとも。
去年から癌であることがわかり、1ヶ月前から急に容態が
悪くなったと聞いていた。

突然の死。
私達に大きなショックを与えた。
フランス軍の広報部の総監督司令官にあたる人だった。
市民と交流する軍隊、多くの文化事業を発案し、即実行、
世の中の弱い立場の人たちを、積極的に助けてきてくれた。

大きな権力がある人達は、それぞれの欲のためだけに
利用する話を多く聞くが、この人はそれに反して
その偉大な権力を弱者のために使ってくれた。

その人の最後の言葉は、来週コンゴに軍の命令で
いかなければならない一番親しい部下に
「Bon Voyage!(良い旅を)」と電話で伝えた言葉だった。
そして私達のことも心配してくれていたとか。

それぞれの旅立ち・・・。

彼の死亡時刻、それは彼が提案した軍の建物、兼
彼の自宅の庭で催された音楽祭を私達が楽しんでいる
時間だった。

私をよく知っていたことから、地域の甲南学園の和太鼓演奏も
セッティングし、地域の日仏交流を促進してくれた。

なんとも粋な計らいといえば、失礼な言い方になるだろうか。
権力に溺れることなく、それを使って
常に地域の文化事業発展、交流、人々のことを気にかけて
活動してきた方。

世の政治家に是非見習ってもらいたいものである。
そして改めて敬意を表したい。

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