ここ近年、以前まではスムーズに取得できていた長期学生ビザ取得の基準が
厳しくなってきています。
特に今年初めから学生ビザを申請された数人の学生さんより(1年以上の滞在)
面接からビザ受け取りまでに一ヶ月以上かかっている方(渡仏予定日2日前くらいに受け取った!
という報告もいくつかあります。)が数人出て来ました。
こういった状況は昨年までは無かったケースです。
昨年までは大体ビザ申請から承認まで大体2週間〜3週間まででしたが、今年からは
早くて3週間、長いと1ヶ月半程かかっている人も出て来ました。
キャンパスフランスとフランス大使館で学生ビザの為の面接及び申請手続きを
終えると、日本フランス大使館の
というページで申請したビザの進捗状況が確認できるようになります。
まだビザが承認されていないと下記のように表示されています。
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Your visa application is still being processed.
Please check the status of your visa application again at a later date.
「あなたのビザはまだ手続き中です。後日改めて進捗状況をご確認下さい。」
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そしてビザが承認されると下記のように表示が変わります。
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The decision concerning your application has been reached.
If it has not yet been communicated to you,
you may as of now visit the Visa Section of the French CONSULATE in TOKYO.
When you submitted your visa application, if you said you intended to collect
your visa from another diplomatic or consular representation, you should
also contact that representation before going there.
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この表示に関してよく、
「郵送用の切手も提出したのに領事館に出向いて受け取りに行かないといけないのですか?」
と心配される方がいらっしゃるのですが、
ビザ申請時にビザ受け取り用の返信封筒を提出したのであれば、領事館に受け取りに出向く必要は
なく2〜3日後には郵送されてくるはずです。
昨年まではキャンパスフランスの手続きを渡仏予定日3ヶ月程前から始めましょう、と
お話していたのですが、今年からは3ヶ月前にはフランス大使館に全ての必要書類を
提出できるのを目安にしておいても良いかもしれません。
これからフランスの長期学生ビザ取得を予定されている方はご注意下さい。
またビザの承認がなかなかされない、明確な理由などは知る事はできませんが
傾向として、下記の事が主に原因となっているのでは?と思いますので
参考にしてください。
1.必要書類に不備がある。(不足書類がある)
2.渡仏予定日とフランスでの居住証明書の日程が合わない。
(もしホームステイの居住証明書の前日に渡仏してホテルに一泊したい場合などは、
一泊でもホテルの予約確認書等の提出を求められます。)
3.残高証明が指定の金額のギリギリの額である。
4.長期の語学学校の申し込みの場合、本当にその学校の授業料を全額払ったのかどうか、
その証明が不明である。
5.フランスへの滞在目的があまり明確でない、もしくはフランスで働く事が目的なのに
学生ビザを申請しているように見える。
(学生ビザを取得して、学業はそっちのけで闇労働にいそしみ、フランスの社会福祉の恩恵に
預かっている不法滞在外国人の入国を防ぐ為と適正なビザを発行する為。)
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ミキさん
こんにちは。ブログを読んで下さり有り難うございます!
少し誤解があるようなのですが、学生ビザ申請に関しての
住居証明は現在の所最低3ヶ月以上が必要であり、予定滞在期間の全てをカバーしている必要はありません。
(※カバーしていないといけないのは学校の登録期間です。)
また必要書類については在日フランス大使館の
サイトに全てリストが掲載されていますので、そちらをご参考になさってください。
ちなみに下記、フランス大使館の必要書類リストからの抜粋です。
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住居証明:フランス入国日より少なくとも最初の3ヶ月のもの。フランスの住所を必ず提示しなければならない。一時的な住所の場合は、その旨を申請時に明らかにすること。また、フランス入国後の住所変更は申請者自身が移民局に置いて実施する必要がある。
住居を保有している場合:賃貸契約書(賃貸契約書作成が申請日から数えて1ヶ月以上経つ場合は賃貸契約書に最新の日付の家賃領収書も添付すること)または物件所有証明
第三者が住居を提供する場合:
1. 住居提供者(複数名の場合は全員)による正式に署名・作成日付・滞在開始日・滞在期間・無料で提供する旨が記載され、住居提供者どのような立場で申請者に住居提供をするのか明確に記した住居提供証明書
または、住居提供者(複数名の場合は全員)による正式に署名・作成日付・滞在開始日・滞在期間・家賃金額が明記された住居提供証明書
2. 住居提供者(複数名の場合は全員分)の身分証明書(フランスの滞在許可証) 両面コピー
3. 住居提供者名義の賃貸契約書完全版または物件所有証明 コピー
4. 住居提供者自身がその住居を借りている場合:物件所有者作成による、第三者(ビザ申請者)への又貸しを承認するレター
5. 1ヶ月以内に発行された住居提供者の住所を証明する公的書類(公共料金の請求書など)または住居提供者名義の最新の家賃領収書
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また、ビザ申請にあたって更に具体的なアドバイスやお手伝いが必要な場合は
留学サポートサービスを行っていますので、
下記よりお問い合わせ下さい。
http://france-acces.com/contact.html
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こんにちは。
いつもブログ、拝見させて頂いております。
私は、9月よりパリへ語学留学するミキといいます。
現在、6月に予約したビザ申請へ向けて書類の準備を進めているのですが、住居証明に関して少し質問があります。
運良く、日系不動産会社さんより紹介を受けたstudioを9月より借りる事ができ、現在契約書を作る段階まできたのですが、期間をどのようにしたらいいかという事で悩んでいました。
現在、登録している学校は2校あり、2校目の最終日が6月13日までなのです。
1年以上滞在したいので、以降は向こうで学校を自分で探して登録しようと思っていたので、渡仏前のビザ申請にはこの2校、期間でとりあえず申請するつもりだったのですが、住居もやはり6月末あたりまでしか確保しない方が良いのでしょうか。
ビザの期間は、学校の登録期間と同じという風に聞いているので、住居に関しても、学校の登録期間より長く確保しているとだめなのかな等と考えてしまいました。
大家さん側とはとりあえず長くて7月末までとは話しているのですが。
また、住居証明にはstudioを借りるという賃貸契約書のみで宜しいのでしょうか。
一応、大家さんの身分証を送って頂き準備しておこうとは思っています。
突然すみません。お答え頂ければ嬉しいです。
宜しくお願いします。
ミキ